今日は写真を使って絵を描いている生徒さんをご紹介します。
こちらは某有名日本家屋の水彩画に挑戦中の生徒さん。
透明水彩絵の具は、その優しい色合いや独特のにじみ効果もあり、そもそも写真の「丸写し」に適した画材ではありません

近年流行っている“写真のような絵”にはどうやってもなりませんので、“絵らしい絵”を描きたい方におすすめと言えるかもしれませんね

こちらではアクリル画でゲートブリッジの景色を制作中です。
アクリル絵具は現代的な万能絵の具ですので、頑張れば写真と見紛うような絵を描く事も可能です。
今回の生徒さんは、構図は写真を踏襲しつつも、色彩はかなり別の意図を持って進めているようですね

美術の世界では、なんとなく写真を使って描くのは良くない!という認識の方も存在しますが、、
このように意識的に写真を「活用」することは何も悪い事ではありません。
旅先で見かけた美しい光景なども、その場でスケッチする時間が取れなくてもひとまずは写真で残しておけば、良い絵に生まれ変わるってくれるかもしれませんね






