絵の勉強といえば基礎デッサンですが、勉強のためではない鉛筆作品も当然あります。
「鉛筆画」なんて言い方をしますが、紙と鉛筆だけでも、絵画に負けない一作品として仕上げる事ができます。
デッサンと鉛筆画はいったい何が違うのでしょう??

こちらはまさしく基礎デッサン。
デッサンの練習用にわざわざややこしい形に作られた「幾何形態」という石膏をモチーフに、パースや形の取り方を学んでいきます。
こちらも基礎デッサン。形だけでなく、艶や反射など金属特有の質感を表現するための練習です。
こちらは、鉛筆を塗り込んで空を描いている生徒さん。これは鉛筆画と言えそうです。
「デッサン」の語源はフランス語で「素描」「下絵」などですから、どうやらデッサンには作品の前段階の“準備“という意味合いがあるようです

基礎デッサンは誰もが通る道ですが、そこから一歩踏み込んで、お手持ちの鉛筆でデッサンを越えた「鉛筆画」に挑戦してみるのも楽しいかもしれません。
posted by 月島アートスクール at 11:13
|
日記