2023年02月19日

厚い下地に描く油絵

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少し前のブログでご紹介した、マチエールを施した下地のキャンバス。


今回はこの上にぬいぐるみなどを描いていくようですうさぎ事前に大まかな構図が決まっていると下地を作る時にそれをイメージできるので失敗も少なくなりますねひらめき


既にうっすらシルエットが見えてきましたわーい(嬉しい顔)


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厚くしっかりしたマチエールを下地の段階で作っておくことで、上の絵画層はそれほど絵の具を厚塗りしなくても十分な存在感を得られます。


抽象画なども含めて、シンプルな絵ほど下地の質感の重要度は高いと言えます。


また、難しく考えず単に雰囲気のある作品が作りたい!!という時にも、荒い下地は大いに役立ってくれるでしょうアート


描く前の一手間ですが、油絵を描いているなら一度試してみてはいかがでしょうかるんるん


posted by 月島アートスクール at 10:34 | 日記
2023年02月12日

続・基礎デッサンのススメ

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基礎デッサン、ワイン瓶デッサンの続きです。


形をとれたら、いよいよガラスの質感表現に挑戦exclamation×2ダッシュ(走り出すさま)


透過と反射を意識しながら、実際に見ている光を一つ一つ描き入れてみましょうひらめき


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また、瓶や缶のようなモチーフを描く時には、シールやロゴの文字なども積極的に描いてみてください。


瓶の局面に沿って弧を描くようにパースのついた文字列や、そこにさらにレタリングされた傾斜のある文字ロゴが加わると作画上のパースは非常に複雑になります。


全て完璧に描けなくても、どの文字にどうのようなパースが付くのか考えることで遠近法への理解が深まりますかわいいかわいい


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さて、こちらはアクリル画の生徒さん。真っ白い水彩紙に早くも青空が浮かんでいます晴れ


多くの生徒さんが最初は基礎デッサンから始められますが、その先には、好きな画材で自由に絵を描く楽しさが待っています。


また、絵の具での制作で必要性を感じて、改めて基礎デッサンを始める方もおります。


作品の土台となる技術ですので、機会を見つけてたまにデッサンに立ち戻ってみるのも有意義な時間となるでしょう。おすすめですぴかぴか(新しい)



posted by 月島アートスクール at 11:25 | 日記
2023年02月05日

数の多いモチーフ

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赤い魚群が迫力満点のアクリル作品猫


不透明なガッシュの特徴を存分に発揮し、一度背景の岩場を描いてからその上にお魚さんを描きくわえていきました。


元にしたお写真の巧みな構図もしっかりと活かし、見ている方もダイビング気分になれる絵ですねるんるん


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これだけの数のモチーフを一度に描く機会も少ないと思いますが、しっかりと描き込む魚とそうでない魚を明確に描き分けることで、細かい中でも見やすい作品になっていますねひらめき


しかしなぜ陽の当たらない海の中の世界がこんなにカラフルなのでしょうね??自然界は不思議ですね目


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こちらの生徒さんは油絵で桜並木の河川敷を製作中アート


ボカシの技法を使って花弁の舞を表現しているようです。幻想的ですねわーい(嬉しい顔)


月一回の生徒さんや、一点に時間をかけたいタイプの方は、こんな風に一つ先の季節をテーマに選んでみるのもいいでしょうかわいいかわいい


完成する頃にはシーズンが到来しているでしょうか。春の陽気に待ち遠しいですね〜️ゆきだるま️️

posted by 月島アートスクール at 10:35 | 日記
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